オーストラリア総合情報館

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豚インフルエンザの脅威

豚インフルエンザ(A型H1N1)の脅威が世界的に騒がれています。日本でも検疫官をゴールデンウィークの帰国ラッシュに備えて3倍の人数にするなど各所で国を挙げた対応が取られています。

5月5日時点では、感染者数と死者は主な国で下記の通りだそうです。数字はWHOのサイトから引用しています。死者は感染者数にも入っています。

メキシコ 822 29
アメリカ 403 1
カナダ  140
スペイン 57
イギリス 27

その他の国は数名で、幸運にもまだ日本もオーストラリアも認定感染者は発生していませんね。ただ、インフルエンザですから、いくら検疫官を増やしても入って来るのはとめられないと思います。

発症までに5〜10日ほどかかるそうですから、検疫のタイミングでは発症していない可能性が高いからです。これはSARSの際に同じことがあったため、WHOなどでは、水際で止めるよりも、感染者、感染による死者を増やさないために、病院での早期の振り分け、隔離を推奨しているようです。

日本では検疫が厚生労働省管轄なので、検疫には力を入れているようですが、病院に充分な隔離施設が無いと言われている現状では、一旦感染者が病院に行くと、弱っていて、感染しやすい、感染した場合に症状が重くなりやすい病人などへ移る可能性が高く、検疫よりもこうした施設への投資、それから感染症にはあまり慣れていない病院への対応方法の伝授などやるべきことが他に山ほどあるような気がしてなりません。

一部の報道では、全く今回のインフルエンザとは関係無いと思われる患者まで診療拒否されたとの報道もあるようで、こうした現場での混乱を無くすために動いてもらいたいものです。

インフルエンザA型H1N1が早く落ち着いてくれることを祈りますが、今後も新しいインフルエンザは出てくるでしょうから、出てきた際に効率的に対応できるような態勢を整えて欲しいものです。

現時点で、私は個人としてできることを淡々とやっていこうと思っています。手洗い、うがい、多くの人が集まる所になるべく近づかない、と基本的なことですが。。。




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この記事へのコメント
1. Posted by 都筑てんが   2009年05月09日 19:19
「諸君、担当医は、院長命に背き患者の診察を放棄した。受け入れ態勢がないから医療は出来んと言って患者の診察を勝手に断りよった。これが病院か。病院は受け入れ態勢がなくても受け入れをしなければならないのだ。検査キットがない、やれタミフルがない、リレンザがないなどは診察を放棄する理由にならぬ。

(中略)

担当医には応召義務があるということを忘れちゃいかん。病院は公立である。市長が守って下さる・・・」

以下、訓示は一時間以上も続いたため、当直明け通常勤務後の残業の連続で、抵抗力の落ちている医師がウイルスに罹り、病気で抵抗力の落ちた入院患者および外来患者に伝染する事態となった。

…。
……。
………。

発熱外来に必要な物資を供給するために、その他の一般病院の方では供給制限をかけられた結果として、検査キット、リレンザ、タミフルといった物資が枯渇してしまったり、また、隔離室(一般の病室と別ルートの空調が必要)も確保出来ていなかったりするために、一般病院での患者の診察や治療が出来ない状態だったりします。

検査キットや薬が無かったら、診察も治療も出来ませんよね?
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