オーストラリア総合情報館

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オーストラリアに住む〜オーストラリアの年金制度について〜

オーストラリアの年金制度は2階建てとなっています。

一つの階は老齢年金制度というもので、高齢者の基礎的な生活保障を目的としたものです。Pension(ペンション)と呼ばれているものです。
給付については、受給年齢だけでなく資産調査などもあって、必要用件を満たしていれば支給が受けられるようになっています。これってつまり十分にお金がある人には「必要ないでしょ?」っていうものですね。(´ε`*)
この件名で保険料の徴収がある訳ではなく、税方式での徴収になっています。ということは、財源は国家予算。


オーストラリアでも高齢人口の増加は起こってきていて、老齢年金の財源が国家予算に対する割合が大きくなってきているそうです。オーストラリア政府としては、税金で賄う老齢年金にはなるべく頼らないで、自己資金で老後の生活を送って欲しいと考えているようです。
その自己資金を用意すべく存在しているのが、もう一つの階にあたるもの。


そのもう一つの階というのが退職年金制度というもの。Superannuation(スーパーアニュエーション)と呼ばれているものです。
就労時の積立金が財源で、個人毎の積み立てによる貯蓄制度ととらえてもよいかもしれません。
基本的な積み立ては、給与の9%にあたる当たる額の積み立てです。これは給与から差し引かれる訳ではなく、雇用主に支払い義務があります。18歳〜70歳の人で月額$450以上の給与がある人の場合、雇用主が給与の9%を拠出しないといけません。その際のビザの種類は関係ありません。
Superannuationは早くても55歳にならないと引き出す事ができないのですが、一時滞在者はオーストラリアを永久に離れる際に解約及び拠出金払い戻しが受けられるそうです。
該当する方はこのサイトをチェックしてみる事をオススメします。

Superannuationについては、実は上記の強制的な積み立てに上乗せして、個人個人が任意に積み立てをする事ができます。これは、雇用主に頼めば、任意の額を給与から天引きの形で積み立てしてもらえます。天引きという形ではなく、手取り後に自ら積み立てをする事も可能。
つまりSuperannuationには、強制的な部分と任意の部分があるということです。
強制部分は雇用主が、任意部分は個人が、拠出するという構造ですね。

なので、厳密にいうと、オーストラリアの年金制度は3階建てとなっていることになりますね。

オーストラリア政府は、老齢者(退職者)の生活保障の手段として、SuperannuationをPensionを補完する重要な手段ととらえているようです。
その一つのあらわれとして、Superannuationの積み立てと受給に関して税制上の優遇措置があります。
こんなサイトが参考になるかと思います。



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この記事へのコメント
1. Posted by 時計コピー   2013年07月19日 18:37
オーストラリア政府は、老齢者(退職者)の生活保障の手段として、SuperannuationをPensionを補完する重要な手段ととらえているようです。
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